うずまさ共生の郷ブログ

2021年10月

2021.10.29

今日は何の日?(4)

 日本の暦「二十四節気」

10月8日(旧暦9月)は「寒露(かんろ)」です。

草木に冷たい露が宿るころ、本格的な秋の訪れです。

空気は澄み渡り、食べ物がおいしい季節。

朝晩冷え込む日も増えてきます。

またこの日は「雁が渡る日」とも言われています。

ツバメなどを夏鳥、雁や白鳥、ツルなどは冬鳥と呼びます。

渡り鳥で季節が変わりますね。

今朝、家の近辺で「丹波霧」が出ました。

時間がたてば龍のように山々を流れていきます。

もっと濃い霧になると「雲海」ですね。

昔は「丹波霧が出ると山で松茸がとれる」と言いましたが、

「今は昔」の話となりました(まったく出なくなりました)。

9月初めの稲刈りのときは、コンバインで刈る稲の間を

飛び回る虫を求めてツバメが(数えると)

50羽以上も飛び交っていました。

ツバメのヒナもそのころは独り立ちする大きさに育っています。

南へ帰る準備のエサあつめだったのでしょう。

冬鳥ではありませんが、先日、稲刈りが終わった田んぼで

実は「コウノトリ」を見ました!

豊岡の「コウノトリの郷公園」以外で見たのは初めてです。

    

no.87

[うずまさ共生の郷ブログvol.144]

2021.10.27

「聴く・語る」~ご利用者のお話から~(6)

小さな白い犬を飼っていて散歩が好きやった。

           

旅行も好きやった。

歌を聴くのは好きやけど、歌うのはへたくそ。

和裁・洋裁・お茶・お花もやってた。

うちは和菓子屋さんやった。

   

(じゃあいま季節は夏なので、水無月とか葛餅とか?)

あー、なつかしい。

私は嫌いな食べ物ない。

お母ちゃんがほめてくれた。

怒られたことないで。

(お母ちゃんが亡くなって)日が経ってしもた。

和菓子はおいしいですね。

好き嫌いがないというのも大事なことです。

お母ちゃんもきっと喜んだはりますよ。

no.86

[うずまさ共生の郷ブログvol.143] 

2021.10.25

「看取りの人」⑥

 入院され、施設に戻られましたが

 食欲が戻りません。

「看取り」も考えなければならない状況となり、

    

 ご家族も了解いただきました。

その後も復調の見通しが立たないため、

それまでも時々食事介助に来られていたご家族に

ご協力を仰ぎたいとお願いしました。

 毎日夕食の介助に来られました。

    

熱心なお声掛けにお母様も答えられ、

少しずつ回復されて来られ、

なんと以前の状態に戻られたのです。

今現在、コロナウイルス感染症のために

いったん介助は中止となりましたが、

ご家族のお気持ちにふれたひとときとなりました。

       

no.85

[うずまさ共生の郷ブログvol.142] 

2021.10.25

「聴く・語る」~ご利用者のお話から~(5)

 

 後ろからしゃべられると聞こえへんから、

 前からきてしゃべってね、口の動きを見てるから。

 編み物が好き、肩はぜんぜんこらへんかった。

         

 漬け物や梅酒をよく漬けてた。

鯖寿司をたくさん作って、みんなに配ったわ。

    

 

歌は音程がはずれるから心の中で歌ってます。

寝る時はベッドの中で声だして歌ってるよ。

新聞や広告を見るのが好きで、毎日見てますよ。

(遠慮せず歌ってくださいね♪ 鯖寿司、おいしかったでしょうね。)

no.84

[うずまさ共生の郷ブログvol.141] 

2021.10.25

今日は何の日?(3)

「今日は何の日?」

10月は「神無月(かんなづき)」。

神無月の「無」を「の」とすると「神の月」、

つまり神をまつる月だという説がある一方、全国の神々が出雲に集まり諸国に

神がいなくなるので、そのままの意味で「無」を使ったという説もあります。

出雲では「神在月」と言うそうです。

日本が八百万(やおよろず)の神の国であることを感じる月名です。

人知の及ばない自然の脅威やもたらされる実りに思わず手を合わせるのは

大事なことだと思います。

お正月は初詣で、クリスマスを祝い、お寺に行くことは、決して宗教を

おろそかにしているのではなく、いろいろな考えを取り込んで暮らしてきた

知恵ではないでしょうか。

ところでこの「神無月」ですが、恵比寿さま大黒さま荒神さまなどは

家の神なので出雲に行かず、留守神として

お留守番をしているそうですよ。

no.83

[うずまさ共生の郷ブログvol.140] 

2021.10.15

「看取りの人」⑤

    

小柄で笑顔の優しい方です。

シルバーカーを押して歩かれていました。

看取りに入り、

ご家族にお好きなお寿司を持ってきていただき、

ご一緒に食されました。

 

ご家族が帰られる時は、

玄関まで必ず見送りに来られました。

「気をつけてな」

と手をふって見送られました。

亡くなられる2,3日前、

訪問カットが済んで

お待ちのご家族のもとへ

シルバーカーを押して来られると、

ご家族が「え、まだ歩けるんか」

とびっくりされていました。

最期までお元気で、

苦しむことなく

静かに息を引き取られました。

ちょうどご入居のとき担当した方で、

施設で看取りを始めてお二人目の方でした。

ご家族は

「ここにご縁があって。

みなさんによくしてもらいました」

とお声を掛けていただき、

たいへんうれしかったです。

 

no.82

[うずまさ共生の郷ブログvol.139] 

 

2021.10.09

 レクリエーション「健康長寿体操」

 

秋はスポーツの季節。

ということで、施設では「健康長寿体操」に取組みました。

  

準備体操は美空ひばりの

「川のながれのように」に合わせて。

「きよしのズンドコ節」

「いい湯だな」              

「オーシャンゼリゼ」のいずれかの曲で

楽しく体を動かしました。

  

楽しく体を動かすと心もはればれ!

少しでもお元気で過ごされるよう取組みました。

no.81

[うずまさ共生の郷ブログvol.138]

2021.10.03

レクリエーション「お茶会」

  * * * 

   **  * * * 

「敬老の日」のお祝いに

地元「中村軒」の和菓子と

お抹茶でお祝いしました。

    

   

ご利用者はお茶を習っておられた方も多いですね。

茶せんを手に取り、

ふっくらとお茶を点てられます。

美味しい和菓子とお抹茶をいただくことは、

生活の楽しみのひとつです。

お茶がお好きな方も多いです。

   

お手伝いをする職員も格好だけでもと

着物に着替えて雰囲気を添えました。

   

本当は外でもうせんを引いて

野点を楽しみたいところですが、

今後の楽しみにすることにします。

   

       

   

(no.80)

[うずまさ共生の郷ブログvol.137]

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